アルゼンチンのある南半球は、12月〜2月が夏、6月〜8月が冬なので、5月の今は冬がもうすぐそこまで来ています。
でも、北半球の日本はこれからが夏!
といことで、今日は「2019年の夏に中南米で流行ったラテン音楽」をご紹介したいと思います。
ラテン音楽は自然と体が動くようなリズムの音楽が多くて、太陽が強い夏の季節にとても良く合います。
夏のイベントやビーチで、ズンバやダンスなどにも使えるような最新の音楽をピックアップしました。
ラテン音楽には興味がないけれど、スペイン語の勉強のためにスペイン語の音楽を探している方にも参考になれば嬉しいです。
Pedro Capó, Farruko – Calma (Remix)
2019年の夏に一番ヒットしたであろうラテン音楽は、間違いなくこの「Calma」!
YouTubeでの再生回数が12億(!)を超えているのを見れば分かりますが、もうとにかく流行った一曲です!
ラテン圏の人なら知らない人はいないんじゃないでしょうか。
「Calma」は、落ち着いているとかリラックスする、といった意味があります。
この曲はゆったり踊れる&耳に残るとても良い曲調で、一度聞いてみると流行った理由が分かると思います。
Vamos pa’ la playa
ビーチへ行こう
Pa’ curarte el alma
あなたの魂を癒すために
Cierra la pantalla
(携帯/パソコンの)画面は閉じて
レゲトンの音楽は、テンポが早くて、歌詞も意味のないチャラいもの(男性が女性をクラブでナンパする、女性を軽く見てる感じの歌詞)が多いので、割と現地の女性に不評だったりします。(笑)
ですが、「Calma」は歌詞もチャラい要素は殆どなくて、「ちょっと休んで自分を癒しにビーチへ行こう」という、忙しく働く人に向けた歌詞です。
MVでかけてるサングラスはチャラいですが(笑)、とってもおすすめの一曲です。
私が行っていたジムのズンバのクラスでも頻繁に使われていたので、ズンバにもおすすめ!
ペドロ・カポは、プエルトリコ出身のアーティストで、この「Calma」は元々ソロで出していた曲でしたが、ファルコとコラボしたこのRemixがオリジナルを抜いて超人気となりました。
Daddy Yankee & Snow – Con Calma
この曲もこの夏めちゃくちゃ流行りました!
Daddy Yankee(ダディー・ヤンキー)は、プエルトリコ出身のアーティストで、ラテンアメリカでは超が付く有名人です。簡単に紹介するなら、日本でも世界でも流行った「デスパシート」を歌ってる人です。
「Con Calma」は、曲もとてもかっこよくて、MVのダンスもキレがあってかっこよくて、YouTubeでの再生回数も9億回(!)を超える人気ぶり。
出だしの歌詞が
¿Cómo te llamas, baby?
というスペイン語初級中の初級の私でも聞き取れるフレーズだったので、初めて聞いた時から「誰の曲だろう?」と印象に残ってたのですが、
このサムネイルのダディー・ヤンキーのCGの顔に拒絶反応wがあり、長い間スルーしてしまっていました。(笑)
かーなーりテキトーな翻訳ですが、
Con calma, yo quiero ver como ella lo menea
冷静に、彼女がダンスするところを見てたい
Mueve ese poom-poom, girl
プンプンとそのおしりを動かして
というような、まぁ意味がなくてチャラい、ザ・レゲトンな内容になってます。
プンプンってなんだよ!とツッコミがありそうですが、プンプンとしか表現のしようがない。(笑)
音楽は最高にかっこいいので、ダンスしたりノリたい時におすすめな一曲です。
Wisin & Yandel, Romeo Santos – Aullando
プエルトリコ出身のWisinとYandel、中南米の血を引くアメリカ人歌手ロメオ・サントスのコラボ曲。
歌詞も曲調もMVもラテンらしいセクシーさで、他のレゲトンの曲とも少し違った雰囲気の曲です。
Aullando como loba (Auuh-uh-uh)
オオカミのように吠える (アウー ウーウー)
サビのこのフレーズを聞くと、どんな場面を歌ってるのか想像できるかと思います。(笑)
Danny Ocean – Swing
ベネズエラ出身のアーティスト、ダニー・オーシャンの「Swing」。
ちょっとレゲトンすぎるの苦手〜という方にとてもおすすめな一曲。
今ジワジワ来てる、ラテン音楽界注目の若手のアーティストの一人だと思います。MVも凝っていてクリエイティブでかっこいい!
しかし残念なこと(?)に、「オーシャンズ11」でジョージ・クルーニーが演じていたキャラクターと全く同じ名前なので、日本語での情報が皆無という悲劇。
Anuel AA, Karol G – Secreto
それぞれ有名なアーティストでもあり、恋人同士でもある、アヌエル AAとカロル Gのコラボ曲。
淡々としているのですが、ふとした時に思い出す、中毒性のある曲。
他にも何曲も二人でコラボしているラブラブ有名人カップルで、この「Secreto」のMVを見るとそのラブラブっぷりにお腹いっぱいになります。
Bad Bunny feat. Drake – Mia
プエルトリコ出身のラッパー、バッド・バニーとドレイクのコラボ曲。
ゆったりとしていて気だるい感じの雰囲気の曲調で、夜にドライブとかしながら聴きたい曲。
サビの「Mia Mia〜」はスペイン語分からない人でもきっと口ずさみたくなるメロディーだと思います。「Mia」はスペイン語で「私のもの」という意味です。
それにしてもこの曲、ドレイクさんがリアーナとコラボした「Work」を思い出します。(個人的に「Work」の方が好き)
DJ Snake – Taki Taki ft. Selena Gomez, Ozuna, Cardi B
タキタキ〜タキタキ ルンバ!♪ これ一度聞いたらめっちゃ頭に残りますよね〜。
ラテン音楽というよりは、ラテン要素の入った楽曲&日本ではおそらく2019年の冬に流行った楽曲だと思います。メキシコのルーツを持つセレーナ・ゴメスも、この曲では一部スペイン語で歌っています!
個人的なお気に入りは、やはり一番最初に紹介したPedro Capó, Farrukoの「Calma」です!これはもう確実に夏の定番曲となりました。
ラテン音楽に馴染みのない人にもおすすめできる良い曲なので、ぜひ日本でも聴く人が増えればいいなと思います。
今回はおすすめの中でも一部ご紹介したので、他も随時更新していきます。